【事例1】腰痛・両肩の突っ張り

 

 新潟にお住まいのNT様から、約10年前、日本海の美味しい蟹でも食べないか、とのお誘いを受け訪問。1代で当地で推挙されるほどの立派な会社を起こされた立身出世のお方。召されたレストランでNT様、「一年程前から膝の調子が悪くて正座もできない」由。一生、正座は無理かもとも。小生、少々でしゃばりその場で施術。運よく膝が回復して正座可能に。以降再発なし。以後こと起こればNT様、新幹線で状況しては、ホテルの予約、夕、朝、施術して翌日またご帰郷の患者さんとの仲。今回はお久しぶりも加わり、辛い症状とのこと。腰が痛く、左手も肩以上挙がらない。病院の治療を受けているのだが、もう3ヵ月治らないと鎮痛な電話。早速検診、脳脊髄液の循環が1レベルと悪い。右足が左足に比べ1cm短い。腰の痛み腰椎ではなく右腸骨の上。左腕は肩以上は挙がらないばかりではなく両肩の突っ張りがひどい。

 

 頚椎の緊張と判断して、オステオパシー施術を施す。最初の施術で両足の長さが揃い、かつ術者の触診により痛み解消。本人お帰りの際は、駅の階段の昇り降り快適であったとのこと。左肩甲骨の動きも悪く、左肩甲挙筋、肩甲下筋の緩め、⇒両頚椎の緊張緩和で左腕が挙上可能に、4回の施術で、脳脊髄液の循環も小生希望の8近くのレベルになり、腰・両足が快調になり、左手も正常近く腕も垂直近く挙がる様になったので、施術は一区切り。人間は生き物、越えた負荷が加わると不具合が生じるので、月に一回はまたお出でください、と。(2013.05.01 米納・原)